痔の日帰り手術・内視鏡検査なら
東京都国立市の『国立ガーデンクリニック』
切れ痔
切れ痔(裂肛)とは、肛門の出口付近にある肛門上皮という皮膚が切れた状態の痔です。便秘気味の若い女性に多く、肛門内側の痛覚の多い場所に発生するので、痛い病気の一つです。 もう一つの症状は出血です。トイレットペーパーに少し付着する程度から、便器の水が真っ赤になるほど血が出る事もあります。
切れ痔自体は皮膚の裂傷であり、それほど重篤な病気ではありませんが、切れて治ってを繰り返すうちに重症化することもあります。根本的に治すためには、治療が必要となります。 裂肛が悪化すると、肛門狭窄を起こすことがあります。肛門狭窄とは肛門が狭くなってしまう状態のことで、排便時に肛門がちょっと広がっただけで激しい痛みを感じるようになります。
切れ痔(裂肛)の治療
一般的には投薬治療が中心となります。投薬により裂肛をまず治し、その後再発しない様注意をする必要があります。
当院では薬物療法で調整ができない裂肛、肛門狭窄に対しては用手的な拡張術(ブジー)や肛門括約筋の緊張を改善する手術である側方内括約筋切開術(LSIS)を施行しています。